業界別面接とその対策

商社

たくさんの事業部で扱う無数の商品。あらゆるモノを扱い、国レベルの取引をする。それが商社の姿です。そして、商社はマスコミ以上の情報産業です。


商社の顧客はネットワークと情報が欲しくて契約すると言ってもいいくらいなのです。流通の過程だけでなく、開発・生産段階にまで踏み込んだり、輸出入の際の国際問題にも絡むことがあり、商社は私たちの生活を支えるハブ(ネットワーク結節点)の役割を果たしているのです。


商社は必ずしも顧客第一主義というわけではありません。むしろ顧客と対等な関係を持とうとします。ですから面接でも、優しさよりも強さがあるかを見られます。


自分の良さを強くアピールできなければ、たとえ成績が優秀であっても、採用は難しいかもしれません。力強くしたたかな姿勢が大切です。


商社は多彩な事業部を持っています。しかも一度、配属が決まった事業部から他の事業部への異動の可能性は将来にわたってゼロといえます。そこでよくある質問が「希望の事業部に配属されなかったらどうしますか?」です。あえて決断を迫る質問です。回答としては「構いません」「それでは辞退させていただきます」、のどちらかになります。ここは流されるのではなく、「○○がしたいんです」と押し通してみましょう。


採用担当者がこの質問をしてくる場合は、言い負けない、打ち負けない力があるかを見ています。勇気を持って「辞退」する場合でも、自分の考えを主張できているということで、マイナス評価になることはありません。ただ言葉遣いには気をつけて傲慢な印象をもたれないように気をつけましょう。