圧迫質問
将来は郷里に帰りますか?
短期離職を避けたいと考える企業は、将来郷里に帰る予定のある人の採用優先順位を低くする場合があります。これは人材を確保したい企業側としては当然の考えであり、特に次のようなところを見ています。
「将来的にこの企業で働くつもりか、それともある一定期間の就業なのか」「どの程度真剣に入社を考えているか」「応募者にとって、この企業ではたらくことはどのような意味をもっているのか」「どのような目的で入社を希望しているのか」「ごく短期で離職する可能性はあるのか」「将来に対する見通しはどの程度まで明確になっているのか」などです。
応募者の実家が事業をやっているような場合、採用する側としては、応募者が将来的に郷里に帰る(もしくは家業を継ぐ)予定があるのかどうかを確認しておきたいのです。そこで、応募者に「将来は郷里に帰りますか?」という質問になるのです。
このような場合、「将来についてはまだ未定です。当面は自分の仕事に打ち込みたい」といったある意味、あいまいな答え方にしておくのが無難です。
ただし、本当にはっきりしたメドが立っている場合は、その旨を伝えてもいいでしょう。回答に対する評価は企業によって異なりますが、誠実な対応を続けていれば好印象をもってもらえるはずです。
ですから、将来的に郷里に帰らなくてはいけない場合は、正直に答えましょう。そして「将来的に郷里に帰るにしても、企業で自分がどのように貢献できるかという経験を大切にしたい」という思いを採用者側にぶつけましょう。きっと好印象をもってもらえることと思います。