採用を勝ち取る
自分を作らない
面接において、無理な明るさや元気さは失敗の元になることがよくあります。一般的に企業側は、明るくて元気な人を採用したいと考える傾向にあります。しかし、自分の性格を無理に面接モードに合わせる必要はありません。
相手に不愉快になるような態度はもちろん避けるべきですが、「こういう態度が好まれるだろう」と、ふだんの自分とはまったく別の人格になる必要はありません。
人間は通常、複数の側面を持っています。その中で自分がもっともその場にふさわしいと思うものを選べば十分なのです。しかめっ面よりは笑顔のほうがいいかもしれませんが、無理して笑顔を作る必要もありません。
緊張してこわばった表情をしていても、年相応の初々しさが伝わって、かえって好印象を与える場合もあるのです。短い時間の中で相手に、よりわかりやすく自分のことを伝えるという視点でみればはっきりしない口調で話すのは印象がよくありません。必要のないことをだらだら話すのも避けるべきです。なかには普段から口数が少なく、おとなしい人もいるでしょう。
そのような人は自分をつくらず、おとなしいなりにわかりやすく自分を伝えましょう。企業は、同じようなタイプの人を採用したいと思っているわけではありません。むしろ「社内の多様性」ということを考えれば、さまざまなタイプ、異なったバックグラウンドを持つ人を積極的に採用したいと考えています。
少し述べた、「はっきりしない口調、だらだらと話す」こういう傾向のある人は、「自分を作らない」とは別の意味で、多少の注意は必要です。ポイントは「最初に結論を述べて、それをフォローする言葉を簡潔に」これだけでもかなり印象は違ってくるはずです。自分らしさを失わず、堂々と受け答えをしましょう。